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スマートサーベイのブログ

webアンケート「スマートサーベイ」です。消費者行動やアンケートの作り方について

初めてのアンケート作成で知っておきたい2つのポイント「考え方」「作り方のコツ」【マーケティングリサーチ、市場調査】

10月〜12月は、修士論文などの卒論アンケートのピークの時期かと思います。

 Twitterfacebookでアンケート回答のお願いの流通量が増える時期でもあります。

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(画像引用元:http://www.tiu.ac.jp/org/international/news.php?id=48

 

 

商品企画やマーケティングの部署に所属した新人さんのように、こんな心配事が浮かんできていませんでしょうか?

 

「どういうフォーマットでアンケートを作ったらいいんだろう…」

「どういう聞き方、質問の仕方をしたらいいんだろう…」

「他の人はどういうアンケートで聞いていたんだろう…」

 

 

ということで、今回はセルフ型アンケートをするうえでここだけはつかんでおいていただきたい「考え方」「作り方のコツ」について、ご紹介したいと思います。

  

 

 

 

ポイント:ここだけはつかんでおいていただきたい「考え方」

 1. どういう情報を集めておく必要があるんだろう?

アンケート作成を始める前に、この点を考えておくだけで、グッと精度の高いアンケート調査を行うことができます。

 

アンケートといっても、それは集計した回答をもとに何かする前の全行程の作業にすぎません。料理でいうと、畑から必要な野菜を取ってくるみたいなものですね。

料理の要(かなめ)は、美味しい料理をつくり、美味しく食べいただき、喜んでもらうこと。じゃ、ありませんかね?

 


【MOCO'Sキッチン】もこみち流ビーフストロガノフ - YouTube

 

 

これをアンケートに当てはめて考えてみましょう。

・アンケートをした後には、何をしたいんだろう?(分析、考察)

・そのためにはどういう材料を揃えておく必要があるんだろう?

・その材料を揃えるには、どうしたら集められるだろう?

 

といった流れでですね、考えてみるわけです。

 

 

 

 2. その情報を集めるためにはどういう聞き方をしたらいいんだろう?

 

 これも料理で例えてみましょう。

おいしいおつまみの「ネギ焼き」をつくりたいとします。(料理といっていいレベルかは各自のご判断で)

 

「ネギ焼き」 をつくるには、もちろん「ネギ」が必要ですよね。

ネギをとってくる必要があることは、お分かりのとおりかと思います。

 

では、ネギ畑に行ってみましょう。

太陽の光を浴びた美味しそうなネギがいっぱい生えていますね。

 

あなたはネギをどうやって畑から取りますか?

 

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(画像引用元:http://www.99coast.jp/english/sati.html

 

カマで根元から切りますか?

引っこ抜きますか?

ネギの白い部分だけキッチンはさみで切って持っていきますか?

 

このネギの取り方自体が、初めてのアンケート作成に不安となる方が続出する鬼門である、アンケートにおける「質問」となるわけです。

 

質問の仕方で回答は大きく変わるものです。

 

以前にも「WEBアンケート調査でコンテンツマーケティングを」のブログで記載しましたが、質問は「刺激」であり、回答は「反応」という関係性にあります。

 

0℃に近い水のなかに、熱した温度計を入れると、どのような温度が計測されるでしょうか。 

 

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ですので、質問の仕方によって、ほしい回答がとれなかったりすることが起きるわけです。

 

ネギをざっくり切れば、断面はざっくりするように、ざっくりとした質問にはざっくりとした回答が多くなるでしょう。

 

逆に、根元を丁寧に掘り起こして根を大切に扱うくらい丁寧な質問をすれば、それはそれは的確でドンズバレベルで欲しい回答をいただけることだってできてしまうのです。

 

じゃあ、どう質問したらいいんですか?という話になると思いますが、答えは一つ。

「その質問を答える相手の身になって考えること」です。

 

 

「○○についてどう思いますか?」とざっくりと質問されても、ざっくりとした回答しか出せませんよね?

 

回答の選択肢に「とても好き、好き、どちらでもない、嫌い、とても嫌い」しかないと、「好き」ってほどではないけど「どちらでもない」でもない、という場合には困りますよね。

 

とある質問についてある選択式回答に集中しそうだと予想できるなら、もう少しその回答を分割して、詳細な選択式回答を用意しないといけないですよね。好きな音楽ジャンルで「ロック」に集中しそうなら、「UKロック」や「60年代ロック」に分解するなど。

 

 

 

というように、回答者へ憑依とまではいきませんが、相手の立場・身になって考えてみて、こういう質問ならこう回答するよなーと、事前にシミュレーションをするのです。

 

そして、そのシミュレーション結果をもとに、そのシミュレーション結果で得た仮説をもとに、的確にほしい回答や洞察・情報が得られるように質問をバージョンアップしていく、という流れになるのです。

 

 

 

 

 

 

ポイント:ここだけはつかんでおいていただきたい「作り方のコツ」

作り方のコツのポイントを3つに絞りましょう。 

 

 

 

1.個人情報管理の説明

市場調査・アンケート調査の会社のシステムやサービスを利用するのであれば、とくに気にする必要はありませんが、独自にアンケートを回収するのであれば、答える側の不安をしっかり取り除くためにも個人情報管理や利用目的をしっかりと明記しましょう。誰だって自分のアンケート回答は見られたくありませんよね。

 

卒論向けの場合の個人情報に関するサンプル文言はこちらです。

組み合わせたり、利用目的に沿った表現を組み合わせて注意書きの文章をアンケートのはじめの部分に記載するとよいですね。

 

 

“「本アンケートにご入力・ご記入いただきました内容は、アンケートの集計のみに使用し、集計後の統計資料はアンケートの趣旨・目的以外の目的には使用いたしません。 」”

 

“「ご回答いただいた皆様の個人情報やご回答内容は、処理・集計の目的以外では利用いたしません。また、分析結果の公表時等においてご回答者が特定されることはございません。」”

 

 

2.人口統計学的属性(デモグラフィックデータ)の収集

人口統計学的属性とは、「性別」や「年齢」、また「居住地」などの人の属性に関わる情報を指します。

 

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(画像引用元:http://www.city.narita.chiba.jp/sisei/sosiki/joho/std0012.html) 

 

列挙してみると、以下のようなものでしょうか。

・性別(男性、女性)

・年齢/年代(10代、20代、30代、40代…)

・居住地(都道府県、市区町村)

・出身地(都道府県、市区町村)

・職業(中学生、高校生、大学生、専門学生、会社員、公務員…)

・職種(営業、企画、事務、技術系、販売、マーケティング…)

・所得(月収、年収、)

・家族構成(祖父母、父母、兄弟…)

 

これは回答や集計結果を分析する上で最低限必要な属性を設けるようにしましょう。

あまり多く設けすぎると、それ自体で質問数が多くなってしまってアンケートに答えるのが億劫になってしまいますので、適度な量に抑えるのが吉かと思います。

 

 

 

3.設問(質問・回答欄)の作り方

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(画像引用元:http://officeimg.vo.msecnd.net/ja-jp/templates/TR001042768.png

論理的に説明するよりも、まずは多くの作成例をインプットした方が安心できるかもしれませんので、いくつかピックアップしたアンケートの例をご紹介します。ちょっと覗いて見てみてください。

 

>メディアと女性の人権についての意識調査 

>卒業論文アンケート

>卒業論文のためのアンケートのお願い

>自転車についてのアンケート

 

作り方のコツを列挙すると、いくらでも記載できますが本当に大事な根っこの部分だけご紹介したいと思います。7か条でまとめてみました。

 

 

 

①「やさしい」言葉を用いる

堅い文章よりも、話し言葉のような文章の方が、モニターが気軽に回答することができます。専門用語はできるだけ使用せず、誰にでも設問内容が分かるようにしましょう。

 

 例)×「~○○の購入頻度を答えよ」

   「~○○の購入頻度を教えてください」

 

 

②質問は「はっきり」と

5W1H(誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのように)を意識して、明確に質問するようにしましょう。

 

 例)「周りは~しますか?」→「あなたを含めた周りは~しますか?」

    「普段は~しますか?」→「最近1週間は~しましたか?」

   「○○はどうですか?」→「○○については△の面ではどのように思いますか?」

 

 

③質問は簡潔に

冗長な表現とならないよう、短く簡潔な文章となるよう心がけましょう。

 

 例)×「まず最初に、○○と完全に一致していると思うものを以下の選択肢から選んでください。複数選んでもよいです。」

   「次の選択肢のうち、○○と一致していると思うものを選択してください(複数選択可)」

 

 

 

④回答欄は抜け漏れダブりなく

選択肢回答の場合は、多くの回答が集まるであろう代表的な選択肢が抜けていたり、「その他」に回答が集中してしまいような選択肢回答にならないようにしましょう。

 

 例) 質問「ここ1ヶ月間で購入したアプリの種類を教えてください」

    回答×「ゲーム、天気、ファイナンス、その他」

    回答「ゲーム、仕事効率化、ソーシャルネット、ニュース、ブック、フード、選択肢にないアプリを購入した、購入していない」  

 

 

⑤回答者に影響が生じないようにする

誘導尋問の形式としない。回答に影響を与えかねないような余計な情報は提示しない。など。

 

 例)×「○○の件もあり、△△内閣の支持率は低下し続けていますが、それでもあなたは△△内閣を支持しますか?」

   「あなたは△△内閣を支持しますか?」 

 

 

⑥論点を1つにしぼる

1つの設問内容に複数のことを含めていると、回答者に混乱を与える可能性があります。「1設問1質問」を守り、論点を1つに絞ることで回答しやすい設問となります。日常会話でも「ん?どっちのことを聞いてるの?」となることがありますよね。

 

 

⑦無駄な質問はしない

例えば、『設問1で「はい」を選択した人』を対象とした設問2がある場合、設問1で「いいえ」を選択した人は設問3に飛ぶといった条件分岐を用いましょう。不要な回答をさせず回答者の手間を省くことができます。 

 

 

 

 

以上が、初めてのアンケート作成で知っておきたい2つのポイント「考え方」と「作り方のコツ」でした。ご参考となれば幸いです!

 

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市場調査・アンケート調査の

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