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スマートサーベイのブログ

webアンケート「スマートサーベイ」です。消費者行動やアンケートの作り方について

「ひとのこころはグラデーション」アンケートの作り方講座【選択肢式編】

今回は「選択肢式」の形式を使用しているアンケート設問の作り方をご紹介します。

 

調査票設計を勉強された方は「尺度水準」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これはいったん忘れてしまってください。

 

要点はひとつ。

「人のこころはグラデーションである」ということです。

 

 

まずはこちらの例をご覧ください。

 

Q:あなたは「江頭2:50」さんについて、どのように思いますか?

A:以下選択肢

・リスペクトしてるくらい好き

・どちらともいえない

・どちらかというと嫌い

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?

あなたのこころにフィットする回答欄はありましたでしょうか?

 

 

極論を言えば、好き嫌いを一次元の尺度に落としこむことなんてできませんが(ほかに含まれている感情は四捨五入されてしまうため)、「エイヤ!」で落とし込んで目安というか感覚を掴むのです。

 

では先ほどの

 

Q:あなたは「江頭2:50」さんについて、どのように思いますか?

A:以下選択肢

・リスペクトしてるくらい好き

・どちらともいえない

・どちらかというと嫌い

 

 

について、こんなことを思いませんでした?

「好きっちゃ好きなんだけど、リスペクトしてる程ではないんだよなぁ…」

「どちらかというと嫌いっいうレベルじゃないのに…」

 

 

そうなのです。

回答者にとって当てはめづらい回答欄は、回答しづらいアンケートになってしまうのです。

こころはグラデーションです。

回答者のこころにフィットする回答欄をつくらないと、どこに回答したらよいか分からず、どうしようもなく一番近い回答欄を選択してしまう事態になってしまいます。

こうなった次点で、その集計データからは有益な洞察は得られなくなってしまいます。

 

 

だからこそ、「人のこころはグラデーションである」ということをしっかりと意識さえすれば、適切な感情の選択肢を作成できるのです。

 

重要なTIPSとしては、

・グラデーションを等間隔に区切るように回答欄を作成する

・グラデーションの密度(ある回答への集中度)を予測して、区切る位置を決定する。

 

の2点です。

 

 

では、さきほどの回答欄

 

Q:あなたは「江頭2:50」さんについて、どのように思いますか?

A:以下選択肢

・リスペクトしてるくらい好き

・どちらともいえない

・どちらかというと嫌い

 

 

 

を直してみると、どうなるでしょうか?

 

 

ベタに設計すると、以下のようになるかもしれませんね。

 

Q:あなたは「江頭2:50」さんについて、どのように思いますか?

A:以下選択肢

・かなり好き

・好き

・どちらかといえば好き

・どちらともいえない

・どちらかというと嫌い

・嫌い

・かなり嫌い

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

感情を問う質問については、「ひとのこころはグラデーション」ということだけを頭に入れればOKです!肩に力なんて入れる必要はありません。「ちょっとリサーチしたいなー」と思ったらすぐに気軽にアンケートを作成してみましょう!